ME&YOU 3月号より

健康増進の豆知識

社会医療法人福島厚生会
福島第一病院
健康管理部科長
市川 より子


日本糖尿病療養指導士をご存知ですか?

医療構造改革における医療保険者の役割分担として、高齢者の医療の確保に関する法律により、平成 20 年 4 月から医療保険者(国保・被用者保険)に対し、 40 〜 74 歳の加入者(被保険者・被扶養者)を対象にする、内臓脂肪型肥満に着目した生活習慣病予防のための健康診査(特定健康診査)及び保健指導(特定保健指導)の実施を義務づけることになりました(厚生労働省保険局資料より)。生活習慣病の中でも、特に心臓疾患や脳血管疾患発症の危険因子である糖尿病が増加しており、平成 14 年度糖尿病実態調査では、糖尿病予備軍を合わせると 1620 万人とも言われています。

世界においては、 2006 年 12 月国際連合は、国際糖尿病連合が要請してきた「糖尿病の全世界的脅威を認知する決議」を国連総会議で採択し、 11 月 14 日を「世界糖尿病デー」に指定されました。これにより 2007 年より 11 月 14 日には、世界各地で糖尿病抑制に向けたキャンペーンが推進されることになりました。

このように糖尿病が急激に増加しているため、専門医・認定医だけでは対応できなくなってきました。そこで、 1993 年患者の健康と福祉の充実を目指して療養指導士制度の検討を開始し、 2000 年 2 月、日本糖尿病療養指導士認定機構が発足しました。日本糖尿病療養指導士( Certified Diabetes Educator of Japan : CDEJ )平成 18 年度の認定試験が行われ、更新者を含め現在の日本糖尿病療養指導士数は、 12730 人になりました。職種は、多い順から看護師・管理栄養士・薬剤師・臨床検査技師・准看護師・理学療法士・栄養士です。 CD EJに求められる資質と役割は、個々の患者の生活を理解し、糖尿病患者が自己管理し血糖コントロールできるように自己管理能力・自己管理行動を評価し支援することです。

 

特定健診を受けて糖尿病予防し、健康保持に努めましょう!!

当院では健康管理プラザという健診担当部で一般健診・人間ドック(日帰り・一泊)・特定健診・市民健診等を実施しています。健康管理プラザの目玉としては、体の組識成分が簡単に測定できるインボディーがあります。インボディーにより体の組識成分がわかりやすく表示され体内の脂肪がどのぐらいあるかがすぐに理解できます。これを基にご説明させていただきます。

健康診断、人間ドック、特定健康診査の詳しい内容につきましては、福島第一病院 健康管理プラザまでお問い合わせください。電話 024-557-5127