ME&YOU4月号より

花粉症予防の食生活

魚を中心に低カロリー・低脂肪 ビタミン A・C・Eをとりましょう


 
特定・特別医療法人福島厚生会 福島第一病院
栄養管理科主任  菅野 史絵

日増しに暖かくなり、吹く風にも春の気配が感じられるようになりました。毎年この季節、花粉症にお悩みの方も多いのではないでしょうか? 食事を見直して、花粉症予防に努めて下さい。

花粉症とは?

花粉症の原因は、私達の体に外部から花粉が侵入したとき、外敵から身を守るため免疫抗体(IgE抗体)という物質が生産され、花粉に対する抵抗が過剰になってしまい、体に不都合な反応として神経や血管を刺激して、くしゃみ、鼻水、鼻づまりや目のかゆみなど、さまざまな症状を引き起こすことです。

花粉所予防の食事?

花粉症予防には免疫抗体(IgE抗体)を生産し、促進させない食事に注意することも必要です。 そのためには、高カロリー・脂肪の多い食事と化学物質が、IgE抗体を促進するといわれていますので、見直してみてはいかがでしょうか?

お薦めの栄養素

前回免疫力で御紹介致しましたが、ビタミンA・C・Eは免疫力を高めるのに、大変役立ちます。 アレルギー疾患である花粉症は、炎症が起こると、大量の活性酸素が発生しますが、ビタミンA・C・Eは抑える働きをしてくれるのです。 ビタミンA・C・Eは一緒にとることで、効果を発揮します。 一緒に摂りにくい場合でも、ビタミンCは水溶性ですから、毎食摂取することをおすすめします。 また、ビタミンB6は不足するとアレルギー症状が出やすいといわれますので、必ず摂りましょう。

お薦めの食品

青身魚(サバ、イワシ、アジ、サワラ) 脂肪の少ない肉(豚ヒレ肉、鶏ササミ、鶏胸肉) ビタミンA(大根の葉、かぶの葉、人参、春菊、小松菜、焼き海苔、シソの葉、チンゲン菜、三つ葉、あしたば、つるむさき、マンゴー、せり) ビタミンC(ブロッコリー、芽キャベツ、赤ピーマン、パセリ、キウイフルーツ、菜の花、柿、パパイヤ、いちご、れんこん、みかん、さつまいも) ビタミンE(南瓜、胡麻、ピーナッツ、アーモンド、モロヘイヤ、うなぎ蒲焼き、ほうれん草、イカ、植物油、松の実、わかさぎ、たらこ) ビタミンB6(にんにく、ししとうがらし、玄米御飯、バナナ、マグロ赤身、カツオ)

避けたい食品

脂肪の多い肉(牛・豚のロース肉やバラ肉、鶏手羽肉、鶏もも肉、レバー、ベーコンなど) 揚げ物(天ぷら、フライ、唐揚げなど) 加工食品(冷凍食品など) インスタント食品(カップ麺、即席麺など)

最後に

アレルギー症状緩和に関連のある魚を中心に、低カロリー・低脂肪の食事を旬の野菜、地の果物を使って手作りの食事をとるように心掛けて下さい。